アスクル株式会社



アスクル株式会社様は「お客様のために進化する」を企業理念とし、あらゆる仕事場のお客様に必要なモノやサースを「明日お届けする」トータル・オフィス・サポートサービスの会社です。毎年2月と 8月にオフィス用品や建設現場・物流現場・研究所向けの工具・理化学用品などを掲載した「アスクルカタログ」、年1回医療・介護施設向けの一般消耗品を掲載した「アスクル メディカル&ケアカタログ」および医療機関向けの医療材料を掲載した「アスクル 医療材料カタログ」を発行されています。
 「アスクルカタログ」制作業務において、今までのカタログ品質を損なうことなく効率化を検討された結果、プロフィールドの「XCMS® Server Print Servrice」を御採用いただき、カタログ制作システム「MD Planner Next」の構築を行いました。

-事業内容をお聞かせ下さい。
 1993年3月に大手文具、オフィス家具総合メーカーのプラス株式会社の一事業部としてスタートしました。中小企業のお客様に大企業並みのサービスを提供したいという想いで始めたサービスとなります。
 事業開始当時、30人以上の大企業の多くは外商のサポートがあり、消耗品を店頭に買いにいく必要がありませんでしたが、国内にある事業所の95%を占めるといわれる30人未満の中小企業のお客様は店頭に買いに行くしか手段がありませんでした。アスクルは、少人数のオフィスのお客様を、巨大な真空マーケットと捉え、サービスをスタートしました。
サービス開始当初は、文具を中心とした500アイテムのカタログからのスタートでしたが、お客様の声を聴きながら品揃えやサービスを拡充し、現在では、オフィスの必需品である文具・事務用品やOA/PC用品、生活用品、オフィス家具から、製造業や介護・医療施設をはじめとする専門業種向けの現場・作業用品まで取り扱っております。
従来の流通構造を機能的かつ合理的にリデザインしたアスクル独自の流通プラットフォームで、様々な仕事場の必需品を最短当日のスピード配送でお届けしています。社名の由来どおり「明日来る」という時間をお約束したサービスです。


-システムを導入した経緯をお聞かせください。
「カタログの制作効率アップだけではなく、Web掲載情報の精度も高めたい。」
 現行カタログではアイテム数が増え、3万アイテムを超えています。Webに至っては85万アイテム以上を取り扱っている状況です。今はインターネットも進化し、カタログとWebの制作を同時に進めなくてはいけない状況になっています。
最高のカタログをつくるということとWebの進化を両立するために、基幹マスターとカタログ記載内容、Webスペックの同一化を図ることを狙いとしました。


-比較検討などをされましたか。
検討段階では他の様々なソフトや、ソリューションを検討したのですが、最終的にDTPの現場ではInDesign®を使うことを想定していましたので、プロフィールド様のご提案でなら現場の作業環境を変えることなく構築できると考えました。そして、当社が目指すものを実現すること、カタログ制作に携わる関係者の負担を減らすことを念頭に検討した結果、XCMSによるサーバー組版という選択になりました。




-システムの採用のポイントはどういうところだったでしょうか。
「ポイントは組版の自由度が高いところです。」
 今までは、一度決定した表組パターンを変更する際、システム改修の手間がかかり、その都度コストが発生する点がシステム化を行う上での課題でした。今回構築したシステムは、組版や表組作成の自由度が高く、システム化の懸念点を払拭できたことが大きなポイントです。
 社内のマスターデータから制作システムにシームレスに繋がり、無駄なデータ入力の重複作業が無くなることで、データの保全性がアップすることもポイントです。
また、プロフィールド社パッケージソフトを軸にしたことにより、開発コストを押さえられたという点も選定理由の一つになります。
 DTPソフトはAdobe®社InDesign®の使用を想定していましたので、Adobe®社のアプリケーション開発実績が多くあったことも信頼ができました。







-ご採用された製品についてそれぞれの意見を聞かせて頂けますでしょうか。
XCMS
 リレーショナルデータベースとXMLの各々良い特性を利用しているので、データ保持の観点から、自由度が高い入出力が実現できることが特徴だと思います。以前のシステムは、単純に値を渡し表示するような、単純なレイアウトしか対応できませんでしたが、今回はそれを自由に配置できる事で利便性が向上しました。

サーバー組版
 経験上、十分早い処理で組版を行えていると思います。サーバー組版により、複雑な表組のリクエストがあっても品質的に従来とほぼ同一のものが生成できるというのがメリットだと思います。思った以上に違和感なくサーバー組版を取り入れられました。

差分チェック(マスターデータによるDTPデータのチェック、修正)
 DTPアプリケーションとデータベースが連携できている為、導入したページで修正ミスが全くなかったです。視覚的に変更点が確認でき、反映も出来る為、DTP作業におけるヒューマンエラーがありませんでした。


-システムを導入した効果についてお聞かせいただきたく思います。
「カタログとWebのデータ連動が実現できました。」
 カタログとWebのデータ連動、データ整合性が高いレベルで実現できたため、業務効率が上がった事は大きいと思います。
 導入前は、同一商品でもカタログとWebで、若干異なる表現で掲載されていたため、お客様を困惑させご迷惑をおかけしてしまうことがありました。
 また、カタログに掲載した文言をWebへ反映するため、再度Web用の基幹システムへ登録するというダブル作業が発生し、作業効率上の課題がありました。
 今回新たにシステムを構築したことにより、基幹システムにある内容を中核として、カタログの表現や説明など文言を統一するフローが確立でき、導入以降不要になった作業があることも加味すると、相当な効率化ができました。


-開発・導入を進めた中でご意見などお聞かせ下さい。
 開発と導入を含めまして、プロフィールドのご担当者様に、当社のカタログ制作現場へ参加して頂き、要件定義を含めプロジェクトを進めていく中で、各カテゴリーのMD(マーチャンダイザー)や制作会社含めカタログ制作に携わる関係者の声を直に聞いて頂きました。
 現場が抱えている悩みや、不満などを吸い上げ、私達との打ち合わせの中で先回りし、提案や解決策も同時にご用意して頂いた事により、非常に効率良く進めていけましたので、短期間での導入が実現出来たと思います。
利用者の声を聞かずに構築・導入した結果、あとから要望が多数出てきてしまい、収集がつかなくなるプロジェクトもよくありがちですが、現場の意見を考慮して頂いたことにより、今回はより良いシステムの構築が出来たと思います。 


-今後の御社の展開を教えて下さい
 他媒体に展開できるだけのスペックを持っているシステムなので、まずは、社内での横展開に利用したいと考えています。
 また、今後さらに、業務効率の改善と共にシステムを進化させ、お客様へのサービス向上へ繋げていきたいと考えています。








お客様プロフィール

 

会社名 アスクル株式会社
代表者 代表取締役社長 兼 CEO 岩田 彰一郎
創立 1963年11月
(プラス株式会社のステープル製造子会社としてプラス工業株式会社を設立)
 創業  1993年3月
所在地 〒135-0061
東京都江東区豊洲3-2-3 豊洲キュービックガーデン
TEL: 03-4330-5001(代表)
FAX: 03-4330-4100(代表)
URL http://www.askul.co.jp/